kitahara kazuko -One and Only Day-

シネマ「SOMEWHERE」

 


セレブ生活に明け暮れた映画スターのジョニーは、
別居中の娘クレオとの交流の中で、ある日自分の中のどうしようもない欠落に気ずき、
新たな道に歩み出して行こうとする・・・。
ソフイア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』
映画友達のKさん、Nさんと観てきました。


サスペンスも、ロマンスもない、淡々と綴られるストーリー。
しかも、ひとつひとつのシーンが長~い!
ちょっと困る・・・がこういうシーンの積み重ねがこの映画の
やわらかいイメージを作っているようです。

『ロスト・イン・トランスレーション』に比べると少し物足りなさが残るものの、
さすがにソフィア監督の画像は美しく、表現には新鮮なリアル感がある。
父親の人生を変えることになる娘クレオ。
娘役のエル・ファニングは透明感があって、とっても魅力的でした。

ラスト・・ジョニーは愛車プジョーを道ばたに捨てて歩きはじめる
・・・ここではないどこかへ。


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