kitahara kazuko -One and Only Day-

Author Archives: kitaharakazuko

VOCA展


上野の森美術館が主催する「現代美術の展望 2011 VOCA展」に行ってきました!

VOCAとは「  Vision  Of  Contemporary  Art 」の略で、
若い平面の作家の登竜門です。

入賞、入選作品は、エネルギーにあふれた力作ぞろいでした。


ちなみに入賞者は女性ばかり。
特に印象的だったのは

 

奨励賞を受賞した、後藤靖香の『 あきらめて 』

ボートから身を乗り出して落ちそうな、
第二次大戦下の日本海軍の水兵達の図。
顔料ペンと墨のみで、カンバスに叩き付けるように描いた大作!
シンプルなモノクロームの緊張感が、他の作品を圧倒していました。

縦は2.4メートル、横は何と4メートルもあり、
キャンバス地そのまんまを、壁に直接ホチキスでとめ付けた展示。

その迫力はいまだ忘れられません!



美術館を出ると、
しだれ桜が一本、満開に美しい花をつけていました。



明日に架ける橋




1970年に発表された、サイモン&ガーファンクルの歌 

「明日に架ける橋」は、
全ての人に対する、大きな人間愛を歌った名曲として
長い間人々の心に生きて来ました。


そして今まさに、
災害で苦しんでいる多くの人々に贈る、応援歌のように思えます。


 Bridge Over Troubled Water
  
 When you’re weary, feeling small
 君が疲れて、しょげているなら
 When tears are in your eyes, I will dry them all
 瞳に涙があふれているなら、僕がすべてふいてあげる
 I’m on your side, when times get rough
 君のそばにいるんだ、辛い時だって
 And friends just can’t be found.
 友達が近くにいなくても
 Like a bridge over troubled water
 荒れた海にかかる橋のように
 I will lay me down
 僕が体を横たえるから
 
 When you’re down and out
 君がうちのめされ
 When you’re on the street
 道で立ちすくんでいて
 When evening falls so hard
 ひどい夕暮れになったら
 I will comfort you
 慰めてあげるよ
 I’ll take your part
 君の代わりになる
 when darkness comes
 暗闇が襲い
 And pain is all around
 痛みでたまらないなら
 Like a bridge over troubled water
 荒れた海にかかる橋のように
 I will lay me down
 僕が体を横たえるから

  ・・・・・
         「musiker 21より」

チャリティーTシャツ

東北関東大震災の死者・行方不明者は日を追うごとに増え続けています。

3月23日現在 2万4124人 と、

身も凍るような恐ろしい大惨事は、リアルな映像で全世界に発信されました。

「日本を誇りに思っていい。避けられない恐怖を世界に見せたのに、
他人に優しく、礼儀正しくいられるなんて・・。
その他の国々も問題が起こったときだけでなく、いつもそのような態度でいることを
学ぶべきだ。」(海外からの反響の一部)


あれから13日も経過しているのに・・・今朝も余震がありました。
先日、心ばかりの義援金を近くの郵便局で送金して来ました。
今日はネットで、チャリティーTシャツを購入!

このチャリティーには、日本の多くの人気ファッションブランドが協賛しています。
衣料品業界も手を携えてがんばっています。
購入といってもまだ予約の段階で、
5月にTシャツが届く頃には、被災の状況が良くなっていますようにと、
心から願うばかりです。

マカロン


DALLOYAU ダロワイヨのマカロン!  Fさんにいただく。

いくつになっても、乙女心をくすぐるスイーツ。

夢見る色で、ころんと可愛いマカロン・・・

あこがれの paris の味がした!



sie・・「現代抽象作家7人展」


                                        「花園」


現代抽象作家として活躍のsie ちゃんは、かつての青山塾の仲間です。


「Abstraction 現代抽象作家7人展」の最終日にsie ちゃんを訪ねました。




                          「マルチーズ」




                    「蜂と浮き島」


アーティストとして、自己を貫き創造し続けてきた彼女。
今回も美しい色彩と、深い精神性を湛えた作品に会えました。


大震災後の、重苦しい日々の中の一服の清涼剤のような・・・

sieちゃんのピュアな創造生活を垣間見せてくれた展示!

日々洗練され、不思議なユーモア性も感じます。

「私の絵をどう見るかは、見る人の心の状態そのもの」
              といった彼女の言葉が印象的でした。