kitahara kazuko -One and Only Day-

シネマ「SOMEWHERE」

 


セレブ生活に明け暮れた映画スターのジョニーは、
別居中の娘クレオとの交流の中で、ある日自分の中のどうしようもない欠落に気ずき、
新たな道に歩み出して行こうとする・・・。
ソフイア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』
映画友達のKさん、Nさんと観てきました。


サスペンスも、ロマンスもない、淡々と綴られるストーリー。
しかも、ひとつひとつのシーンが長~い!
ちょっと困る・・・がこういうシーンの積み重ねがこの映画の
やわらかいイメージを作っているようです。

『ロスト・イン・トランスレーション』に比べると少し物足りなさが残るものの、
さすがにソフィア監督の画像は美しく、表現には新鮮なリアル感がある。
父親の人生を変えることになる娘クレオ。
娘役のエル・ファニングは透明感があって、とっても魅力的でした。

ラスト・・ジョニーは愛車プジョーを道ばたに捨てて歩きはじめる
・・・ここではないどこかへ。


ART fo LIFE

 

今日は気温が上がり初夏のような爽やかな一日でした。
しかしまた強い余震がありました。

震災から一ヶ月が過ぎても、まだ毎日余震が続いています。

そんな中、アーティストによるチャリティーイベントが
あちこちで開催されています。








藤田美菜子「Mother Goose 展」ただ今開催中!



 藤田美菜子さんの個展 「Mother  Goose」がOPAオーパギャラリーで始りました!

OPA オーパギャラリー


2011年 4月8日(金)ー4月13日(水)

 11:00-19:00(最終日は17:00まで)




美しい美菜子さん、素敵なご挨拶で な☆☆。 感動のオープニングでした!

Mather Goose マザーグースは、イギリスやアメリカの子供達の間で
古くから伝承された童謡です。

いろいろな意味が隠されているのですが、
「ハンプティーダンプティー」や「ロンドン橋落ちた」など
とてもなじみ深いものもあります。

「不思議の国のアリス」や「ポーの一族(萩尾望都)」など
多くの物語にも登場しています。


『ハンプティダンプティ へいにすわってた

 ハンプティダンプティ すとんと落ちた

 王さま馬や兵隊たち ぜんぶ一緒にかかっても

 ハンプティダンプティ もとどおりにはできません』
「Hampty  Dampty」個展DMより



イラストレーターとして活躍している藤田さんが描いた、マザーグースの世界。
ぜひ会場でご覧下さい!


美菜子さんのホームページはリンク頂きました!


亀澤裕也個展「今日は天気も良くなって」




 亀澤裕也さんの個展に、千駄ヶ谷のギャラリー・エフef を訪ねました。


 
ゲルニカと群像がすばらしい。



子供がなんともかわいくて・・・。


絵本の制作など、人気作家の亀澤さん。
会場に並ぶたくさんの作品は、ノスタルジックなムードがあります。

そしてどれも温かい人間味にあふれ、
亀澤さんの森羅万象に対する優しいまなざしが感じられました。




左がイラストレーターの亀澤さん。永遠の少年のような・・。




ギャラリーエフは、個展最終日をもって閉館(移転)なのだそうです。



今年も、窓から満開のさくらの樹が見えました。


「さくらマンション」2階のギャラリーともこれでお別れ。
一抹の寂しさとともに、ギャラリーを後にしました。


葦ペン


「人間は考える葦である・・パスカル」


神保町の文房堂ギャラリーを見た帰り、
2Fの画材コーナーで「葦ペン」を購入しました。

文字通り葦(あし)で作ったペン!
こんなものがあったんだ!? で、189円。


重さ4グラム。
普段使っている普通の水性ボールペンが15グラムだから 、ホントに軽い。




ペン先は鈍角で、素朴な造りです。



さっそく、ちょっと落書き~!



             ・・・おそまつ!