薮口雄也 Yabuguti Yuya の
「 eye 」ー保護された犬たちの写真展ー
4月1日(fri) ~4月8日(fri)
薮口くん(大阪芸大生)が撮った、捨てられたり、虐待された犬達・・・
顔だけをアップにした大きな作品は、犬たちの命の尊厳を訴えかけてきます。
傷ついた犬たちの表情に,思わず胸を締め付けられました・・。
VOCAとは「 Vision Of Contemporary Art 」の略で、
若い平面の作家の登竜門です。
入賞、入選作品は、エネルギーにあふれた力作ぞろいでした。
ちなみに入賞者は女性ばかり。
特に印象的だったのは
奨励賞を受賞した、後藤靖香の『 あきらめて 』
ボートから身を乗り出して落ちそうな、
第二次大戦下の日本海軍の水兵達の図。
顔料ペンと墨のみで、カンバスに叩き付けるように描いた大作!
シンプルなモノクロームの緊張感が、他の作品を圧倒していました。
縦は2.4メートル、横は何と4メートルもあり、
キャンバス地そのまんまを、壁に直接ホチキスでとめ付けた展示。
その迫力はいまだ忘れられません!
美術館を出ると、
しだれ桜が一本、満開に美しい花をつけていました。
1970年に発表された、サイモン&ガーファンクルの歌
「明日に架ける橋」は、
全ての人に対する、大きな人間愛を歌った名曲として
長い間人々の心に生きて来ました。
そして今まさに、
災害で苦しんでいる多くの人々に贈る、応援歌のように思えます。
Bridge Over Troubled Water When you’re weary, feeling small 君が疲れて、しょげているなら When tears are in your eyes, I will dry them all 瞳に涙があふれているなら、僕がすべてふいてあげる I’m on your side, when times get rough 君のそばにいるんだ、辛い時だって And friends just can’t be found. 友達が近くにいなくても Like a bridge over troubled water 荒れた海にかかる橋のように I will lay me down 僕が体を横たえるから When you’re down and out 君がうちのめされ When you’re on the street 道で立ちすくんでいて When evening falls so hard ひどい夕暮れになったら I will comfort you 慰めてあげるよ I’ll take your part 君の代わりになる when darkness comes 暗闇が襲い And pain is all around 痛みでたまらないなら Like a bridge over troubled water 荒れた海にかかる橋のように I will lay me down 僕が体を横たえるから
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「musiker 21より」