梅雨も明けた窓の外・・・今年もムベが実を付け大きくなってきました。
秋にはもっと成長し、紫いろに熟します。
まだ蒼いうちに・・と思い立って、スケッチしてみました。
久しぶりに足を運んだ図書館の、入り口に咲いていた紫陽花の花。
また降ってきた夕暮れの中で、その深い青紫の色に目を惹かれました。
うっとうしい梅雨の時期に、雨の中でなお美しく、静かにやさしく咲いていました。
紫陽花はまるで雨の花。
家に帰り、借りてきた本『道草』を読みながら、雨が降る歌を聴きました。
♪ http://www.youtube.com/watch?v=Q60YKfPKdjQ&feature=player_detailpage&list=RDQ60YKfPKdjQ
I hear the drizzle of the rain~ で始まるサイモン&ガーファンクルの
『Kathy’s Song』キャシーの歌です。
雨が・・・まるで追憶がふるように、やわらかく暖かく降りしきっている・・・
と、ポール・サイモンは歌っています。
それはまるで、6月の紫陽花の雨のような歌でした。